物件探しのコツ

【STEP1】収入から家賃上限を決める

最も重要!
家賃上限は無理のない金額に設定

設備などの条件を決める前に、収入から逆算して家賃上限を決めましょう。
家賃は毎月決まった額を支払う必要があるので、無理のない金額であることが重要です。たとえ快適な部屋を選んでも、家賃のために他の生活費を削ることになるため快適な生活ができなくなってしまいます。
支払える家賃の上限を決めることで、ストレスなく暮らせる部屋を選べます。

家賃は収入(月収)の3分の1以下に

無理なく支払える家賃は収入(月収)の3分の1以下が目安です。家賃以外の出費も考慮し、毎月の手取り額から家賃上限を計算しましょう。ボーナスや残業代などの不安定な収入は除くことがベストです。

【STEP2】ライフスタイルに合った地域を選ぶ


地域の特徴から自分に合った地域を選ぶ

部屋探しは部屋だけではなく、生活に合った周辺環境を選ぶことも大切です。
例えば、都心部は買い物や交通の利便性は抜群ですが、家賃の高さ・治安が気になることがあります。郊外は家賃が安く自然が多くなりますが、通勤・通学に時間がかかってプライベートの時間が減る可能性も。ライフスタイルに合わせて地域を選びましょう。

【STEP3】住みたい間取りを決める


地域ごとの家賃相場から間取りを考える

家賃上限と地域が決まったら間取りを決めましょう。一般的に部屋数が増えれば家賃が高くなっていきます。そのため、家賃相場を見ながら家賃上限の範囲で借りられる間取りを確認しておきましょう。

間取り表記の見方

部屋の間取りは数字とアルファベットで表記されています。アルファベットは用途が決まっている部屋を示しています。

  • L=リビング
  • D=ダイニング
  • K=キッチン

Rはキッチンと部屋が区切られていないという意味です。数字はそれ以外の部屋の数で、1Kであれば1部屋+キッチンがあるということがわかります。

間取りと広さは関係しない

数字が多ければ部屋数が多いため、一般的に1Rよりも3LDKの方が広くなります。ただし、表記はあくまで部屋数を表しているだけなので、1部屋の広さによっては1Rの方が部屋が広い場合もあります。そのため、間取りは広さではなく、部屋の使い方で決めましょう。

STEP4】譲れない条件とあったら嬉しい条件を決める


部屋の条件には優先度をつける

条件決めは譲れない条件とあったら嬉しい条件を分けて考えることが大切です。理想の条件を全て選ぶと家賃と折り合いがつかなくなります。
そのため、絶対に必要な条件を決めたら他の条件は優先度の高いものから足していくと家賃とバランスがとれる部屋に出会えます。

譲れない条件の決め方

絶対に譲れない条件は普段の生活から考えるのがおすすめです。例えば、どのくらい家にいるかや家でどのように過ごしたいかを考えてみましょう。そのうえでないと困るものを選んでいきましょう。 また、選んだ条件を見直し、物件になくても工夫すれば何とかなるものは優先度高めのあったら嬉しい条件に入れるとベストです。

あったら嬉しい条件の決め方

あったら嬉しい条件は、譲れない条件から除外したものやあると生活が快適になるものを選びましょう。「余裕があったら欲しいな」というものをリストアップし、その中で優先度をつけて優先度の高いものから選びましょう。