引っ越し時は電気・ガス・水道の「使用停止」「使用開始」手続きが必要
引っ越し時には、旧居での電気・ガス・水道使用停止手続きと、新居での電気・ガス・水道使用開始手続きが必要です。
手続きの際は、氏名・電話番号・住所などの情報入力をします。電気・ガス・水道の契約会社それぞれと使用開始・停止手続きが必要なため、最低でも6回の作業があります。普段仕事が忙しい方などは、電気・ガス・水道の手続きに時間を取れない方も多いでしょう。
しかし、Webサービス「引越れんらく帳」を利用すれば、この6回の作業を1回で済ませることが可能です。
1回の情報入力だけで、電気・ガス・水道やNHK、インターネットなどの引っ越し手続きをまとめて完了できます。スマホから24時間入力可能で、時間帯に縛られず好きなタイミングで作業できる点も魅力です。できるだけ簡単にライフラインの停止・開始手続きを済ませたい方は、「引越れんらく帳」から手続きするようにしましょう。
電気、ガス、水道などの引っ越し手続きを一括完了
電気・ガス・水道の引っ越し手続きの期日・立ち会いの有無まとめ
電気・ガス・水道の引っ越し手続きは、退去時と入居時に行います。それぞれ期日や当日の立ち会いの有無が異なりますので、はじめに確認しておきましょう。
引っ越し時に必要なライフラインの手続きの期日の目安や、立ち会いの有無を以下の2パターンで紹介します。
退去時の使用停止手続き
退去時の使用停止手続きは、以下表の通りです。
【退去時】
手続き期日の目安 | 手続き方法 | 立ち会いの有無 | |
電気 | 引っ越しの1~2週間前 | インターネット、電話、引越れんらく帳 | 不要 |
ガス | 引っ越しの1~2週間前 | インターネット、電話、引越れんらく帳 | 基本的に不要 |
水道 | 引っ越しの1~2週間前 | インターネット、電話、引越れんらく帳 | 基本的に不要 |
退去時の使用停止手続きは、電気・ガス・水道ともに引っ越しの1〜2週間前に、インターネットか電話で行います。
退去当日の立ち会いも基本的にすべて不要です。ただし、ガス・水道の閉栓の際、オートロックの建物の場合は、担当者をガスメーター・水道メーターがある場所に入れるために立ち会いが必要になります。
入居時の使用開始手続き
入居時の使用開始手続きは、以下表の通りです。
【入居時】
手続き期日の目安 | 手続き方法 | 立ち会いの有無 | |
電気 | 引っ越しの1~2週間前 | インターネット、電話、引越れんらく帳 | 不要 |
ガス | 引っ越しの1~2週間前 | インターネット、電話、引越れんらく帳 | 必要 |
水道 | 引っ越しの3~4日前 | インターネット、電話、郵送、引越れんらく帳 | 不要 |
入居時の使用開始手続きは、電気・ガスは退去と同じく引っ越しの1~2週間前、水道は3~4日前までを目安に行います。電気・水道は入居当日の立ち会いは不要ですが、ガスの開栓には立ち会いが必要なのでご注意ください。
引っ越しに伴うライフラインの手続きは、引っ越し日の約1か月前から申し込みが可能です。期日にかかわらず早めに手続きを開始し、引っ越しの1週間前には済ませておきましょう。インターネットから手続きが可能ですが、引っ越しまで3日を切っているなら、電話で申し出た方が安心です。
できるだけ簡単に、時間をかけずに手続きしたい場合は、「引越れんらく帳」を活用しましょう。引越れんらく帳は、電気・ガス・水道・インターネット・クレジットカードなどの手続きを一括で行える無料Webサービス。一度の情報入力でまとめてスマホから手続きを完了可能です。引っ越しまでの期日に応じた準備の案内、アラート機能もあるため、手続きの抜け漏れを防止できます。ぜひご活用ください。
電気、ガス、水道などの引っ越し手続きを一括完了
電気の引っ越し手続き
電気に関する引っ越し手続きは、電力会社のWebサイトまたは電話受付窓口から行うことが可能です。電気料金の領収書や検針票に記されている連絡先を確認の上、スケジュールに余裕をもって手続きを行いましょう。希望日にきちんと手続きを完了するためには、引っ越しの1週間前までに連絡を済ませておくと安心です。ここからは電気に関する引っ越し手続きについて解説します。
電気の解約(使用停止)手続き
【電気の使用停止手続き必要事項リスト】
手続き方法 | ・インターネット ・電話 ・引越れんらく帳 |
届け先場所及び事業者の連絡先 | 電力会社 参照:「手続きできる事業者を探す」 |
用意するもの | 自身のお客様番号がわかるもの(領収書、検針票など) |
立ち会い | 不要 |
現在契約している電力会社に電気の使用停止を申し込みます。引っ越し先の地域が、現在と同じ管轄エリアの場合は、使用開始も一緒に手続きできます。
手続きはインターネット、電話から行えます。引っ越しの繁忙期などは電話がつながりにくいため、引っ越し日まで猶予がある場合はインターネットから申し込むと安心です。
無料Webサービス「引越れんらく帳」を使うと、電気だけでなく、ガス・水道などの使用停止・開始手続きをまとめられます。
電気使用停止手続きを行わないと、引っ越し後も旧居の電気料金を払い続けることになってしまうため、引っ越し前に必ず停止手続きを済ませましょう。旧居を退去する月の電気料金の請求書は、新居宛に送られます。
電気の停止手続きの詳しい方法は「引っ越し時の電気解約・使用停止方法を解説!開通までの流れも紹介」をご一読ください。
電気の契約(使用開始)手続き
【電気の使用開始手続き必要事項リスト】
手続き方法 | ・インターネット ・電話 ・引越れんらく帳 |
届け先場所及び事業者の連絡先 | 電力会社 参照:「手続きできる事業者を探す」 |
用意するもの | 自身のお客様番号がわかるもの(領収書、検針票など) |
立ち会い | 不要 |
引っ越し先で電気を使用するには、事前の申し込みが必要です。使用停止手続きと同様に、使用開始手続きもインターネット、電話から可能です。
電気の使用開始に立ち会いは不要です。
スマートメーターが設置されている住居は、電力会社が遠隔で使用開始の操作をします。
従来型の電力メーターが設置されている住居は「アンペアブレーカー」「漏電遮断器」「配線用遮断器」の順でつまみを「入」にすれば、電気を使用開始できます。
ただし、新居にエコキュート(電気温水器)がついている場合は、例外的に立ち会いが必要になる可能性もあります。エコキュートがある物件に引っ越し予定の人は、電力会社に確認しましょう。
なお、引っ越し前にインターネットや電話から使用開始手続きができていない場合は、新居の玄関などに備え付けてある「電気使用申込書」の記入・郵送が必要です。支払い方法についての必要情報を記入して、電力会社に郵送してください。申込書が見当たらない場合は、電力会社に連絡しましょう。
◆電気の引っ越し手続き・契約手順を解説!電力会社の切り替え方やスケジュールも紹介
◆電気使用量を測るスマートメーターとは?特徴とメリット、注意点
◆引っ越し当日に電気を開通する方法|事前手続きが必要なパターンは?
◆新居へ引っ越した際、電気ブレーカーの正しい上げ方は?入居時に役立つ手順を解説
引越れんらく帳であれば、電気の使用開始・停止手続きを同時にインターネットから申し込みできます。手続きが1回だけで済むため、電気の開通・停止作業を簡便に済ませたい方は引越れんらく帳を利用してみてください